2017.03.15
筋ジストロフィー患者団体がCRISPR新薬の開発会社に多額の投資
2017年2月27日、遺伝子編集技術CRISPR/Cas9を使ったデュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療法を開発する、米国のエクソニクス・セラピューティクス社は、患者団体「キュア・デュシェンヌ」から500万ドル(日本円で約5億7千万円)の資金提供を受けると発表しました。
エクソニクス社の設立は、患者がCRISPR/Cas9に病気治療への希望をかけていることと、一部の慈善団体が医薬品開発への直接資金提供を始めていることを示す例と言えます。
エクソニクス社は、テキサス大学南西医療センターのエリック・オルソン教授の研究チームによる「CRISPR/Cas9でデュシェンヌ型筋ジストロフィーのハツカネズミを治療した研究」を人間への臨床へ進めていく予定です。
一方、Collaborative Trajectory Analysis Project(cTAP)は「(CRISPR/Cas9に)患者が過度に期待するようになったという懸念が、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの関係者に広がっています」と警告しています。
MITテクノロジーレビューのリンクです。
https://www.technologyreview.jp/…/startup-aims-to-treat-m…/…
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